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輪行通勤の様子

輪行を通勤に組み込んでいるのだが、大前提として、勤め先の始業が午前8時、終業が午後5時であり、私の通勤時間帯(6:30AM〜7:30AM、17:30PM〜18:30PM)がラッシュアワーを外れていることがある。いくらコンパクトに畳めるSTRiDAとはいえ、ギュウギュウ詰めの満員電車に持ち込むのは迷惑でしかない。行き、帰りともに空いてる路線を利用できるので輪行通勤に適しているといえる。
まずは朝。輪行袋に入れて車輪を露出させたSTRiDAを最寄り駅まで3分ほど手押しで転がす。駅の改札をそのまま抜け、ホームにたどり着いたら車輪を袋内に格納して電車に乗車。輪行したての頃は大抵は立ちっぱなしだったが、慣れてきたため、空いている車両を選んで、輪行袋に入ったSTRiDAを股に挟んで座れるように。
そこから乗り換えを挟んで20分ほどして下車。輪行袋を担いで改札を出たら、STRiDAを袋から取り出し、1〜2分ほどかけて袋をたたむ。慣れないうちは3分ぐらいかかることもあったが、毎日袋を畳んでると熟練してきて、大して苦労しなくなった。
STRiDAは折りたたみ形状のまま転がしてエレベーターを使って駅の外へ。
外に出たらSTRiDAをUnfoldする。当初は装備品も少なかったので苦労しなかったものの、何やかやとセットしたり身に着けたりするようになって、少し時間が取られるようになった。準備ができるまでがちょっともどかしい。
走行できるようになったら勤め先まで20分ほどサイクリング。途中、長い橋を渡って淀川を越える。景色が広々としていて爽快。安全な近道を開拓したので当初に比べて10分近く早く、人混みによるストレスもなく出勤。これも最初、輪行を始めた頃は道に迷ったり、適切な経路でなかったりして毎回ちょっとした冒険だった。
自転車通勤で軽く運動したあとはとても気分がよく、仕事にも身が入る気がする。
勤め先の工場では片隅に駐輪スペースを確保してある。イタズラ者が居ないとは限らないから、厳重にロックして、汚染防止と目立たないようにするため、半透明のポリ袋をかぶせてある。
帰りは上記の逆。行きよりは時間を気にしなくていいからノンビリめに走って、電車のみの通勤よりも30分以上早く帰宅。つまり、いつもより30分多く、妻と子と触れ合えるのだ。とてもありがたいことだ。

ミラーの選定に悩む

通勤でSTRiDAを使う際に気をつけているのが歩道の段差。小径タイヤの宿命であるが、歩道の縁石などを乗り越える際には、かなりの衝撃を受ける。ゆっくり走るのであればさほど問題にならないかもしれないが、やはり通勤となると行き帰りともにスピードを上げてしまいがちなため、段差によって繰り返し衝撃を受け続けることになる。衝撃吸収付きのサイクルグローブを装着したり、サドルを純正のものから交換するなどして身体に受ける衝撃を減らすよう対策して、乗りはじめの頃に比べてマシにはなっているものの、車体自体へのダメージが気になる。なのでなるべく、歩道を避けて車道を走るようにしている。

道交法上も自転車はなるべく車道の左端を走ることになっているが、路肩に停めてある自動車を避けるためには右に膨らまざるを得ない。その時が一番怖い。安全確認のため、必ず後方を目視で確認することになる。前方から一度目を離さなければならないし、重心が右に傾くため、自転車の進行も右にブレる。そこへ追い越しに掛かっているロードバイクなどが突っ込んでくると事故の危険性が上がる。

もちろん他の自転車だけでなく、すぐ傍を自動車が高速で走行していて危険。クレーン車やダンプトラックなど、タイヤ径が身長の半分以上あるような巨大な作業用車両なんかは、間に車線をひとつ挟んでいても怖い。

車道を主に走るようになってから、テールライトで後方に注意を促すだけでは足りず、後方確認用ミラーが要るなーと感じ、ひと月ぐらいあれこれと検索していたのだが、例によってSTRiDAに合いそうなものがなかなか見つからない。

折りたたんで輪行袋に収納した際に邪魔にならないものがなかなか見当たらないのである。あったとしてもミラーの機能が弱そうとか、横幅が広がってしまいそうなものとかになる。狭いところですれ違うこともあるから、バーエンドに取り付けるタイプで横幅を取るものは却下。

最初に候補に上がったのがこれ。

ハンドルバーに取り付けるタイプ。ミラー面積が大きく、ガラス製ミラーということで像もくっきり映りそう。しかし、しっかり固定しないといけなさそうで、そうなると折りたたみ時に輪行袋には入らなくなる。

…、と書いてブログエントリをツイートしたら、フォローいただいている方から、このミラー、折り畳めるよとのツイートを頂いた。

貴重な情報、ありがとうございました。

 

次はこれ。

バーエンドに取り付けられるタイプ。ガラス製ミラーで高い位置に像を映せそう。だが、これも折りたたみ時に収納しづらそう。

あとはこんなの。

BUSCH&MULLER(ブッシュ&ミューラー) CYCLESTAR サイクルスター 901/3 サイクルミラー

BUSCH&MULLER(ブッシュ&ミューラー) CYCLESTAR サイクルスター 901/3 サイクルミラー

 

これも良さそうなのだが、配送料含めると3000円超え。お試しするには高すぎる。

 

腕に装着するタイプも検討した。

 これも買う寸前まで行った。しかし、ロードバイクなどのドロップハンドルやブルホーンハンドルのように、縦に握るときに最も有効になるように思えて、購入断念。

 

ずーっと悩んでるといつまで経っても購入できないため、とりあえず、お試しということで、一番安いこれを買ってみることにした。これを基準にして、不足なら他を当たってみるつもり。

キャットアイ(CAT EYE) マウンテンバイク用自転車ミラー BM-500G 右側用

キャットアイ(CAT EYE) マウンテンバイク用自転車ミラー BM-500G 右側用

 

STRiDAに取り付けてみるとこんな感じ。

 

 

CATEYEのロゴが邪魔。取り付けはとても簡単。元から挿さっているバーエンドキャップを手でネジネジするなどして引っこ抜いて、代わりに差し込み、プラスネジを締めてやるだけ。

 

説明書。

ネジを回すことで、ハンドルバー内部でパーツが広がって内壁に押し付けられ、その圧によって固定するだけなので、グリグリと好きな位置に回せる。

ミラーの基部もボールジョイントがネジの締め付けによって挟み込まれてるだけなので、これも好きに動かせる。

何度も動かしてると、接触面が磨り減って固定が効かなくなるかもだが、所詮、500円だしね。その時は他のを試そう。

 

後方を視認しやすい位置にしたまま、折りたたんでみるとこうなる。

これでは輪行袋に入れられない。クリっと回し、ミラーの位置も変えて、この位置に。

これで輪行袋に入れられる。よって、折りたたみ解除の際は毎回、ミラー位置を調整してやり、必要に応じてネジを締めなおしてやらないといけない。ああ、面倒くさい。

 

試しに三日ほど通勤で使ってみたが、不慣れなこともあり、なかなか後方確認の役には立たない。

折りたたみの為にガッチリ締め付けていないから、振動で位置が変わる。ベストなポジションを決められない。色々角度を調整してみたが、ミラーの視野の三分の一が自分の右腕の像で塞がれる。また、振動で像がぶれて視認しづらかったりも。

そのためもあり、ちゃんと映されてるか不安なので、ミラーつけてんのに振り向いて後方を確認したり。

そもそもこちらより遥かに早く走行している自動車は、ミラーに映った1,2秒後にはこちらを抜き去っていくから、見えたとしてもあまり意味がなかったりする。

 

とりあえず、しぱらく試行錯誤して使ってみよう。何となくだが、少し外に張り出すものの、純正パーツのミラーが一番良さそうに思えてきた。これもお試しするには高いのよね。

 

 

クロスストラップを使ってみた。

STRiDAで通勤する際、荷物の携行に作業服の持ち運びの際など、大きい荷物の時はリュックを背負い、通常の時はショルダーバッグを使っている。

ショルダーバッグは以前に妻が選んでくれた、普段使いのもの。STRiDAに乗る時にはストラップを1番縮めた状態にして、たすき掛けにして、背負うようにしている。これはこれでバッグと重心が安定し、STRiDAを走らせやすいし、重さをあまり感じることがなくて楽で良いのだが、縮めた状態では当然ながら荷物の出し入れがやりにくい。ストラップは普通に見られる、金具を使ったものなので、目的地に着いてSTRiDAから降りて荷物の出し入れをしようとする際に、ストラップを伸縮させるのが、なんとも煩わしい。

なにより、背中に熱がこもり、蒸れる。バッグの背面はメッシュになってて、普通のものより快適なのだろうが、それでも背中からの放熱が阻害されるのは避けられないし、汗ダクになる。

だからといって、ストラップを伸ばしたままだと走行中にバッグ本体が振られたりして危険。

どうしたものかと思案してる中、所用で寄った東急ハンズで「ストライダ入門」で初めて知ったTIMBUK2のクラッシックメッセンジャーバッグが陳列されており、実物を触ってみた。

ストラップのワンタッチ伸縮機能を試してみて、その合理性に感銘を受けた。めちゃくちゃ便利。

動画の2:50秒あたりからストラップの伸縮とクロスストラップを実演してる。

これ買えばひとつ問題解決、ではあるのだが、タダでさえSTRiDA関連装備にお小遣いが消えていく最中、1万円の出費は痛い。垂涎の品物だが、棚に戻して購入を控えた。

しかし諦めきれずにAmazonのレビューなどを眺めてると「クロスストラップ」という単語が目につく。

上の動画でも紹介されてるがクラッシックメッセンジャーに添付されてるものらしい(後で知った)。これなんじゃいな、と検索してみるとなるほど、便利な代物。

クロスストラップ自体も幾つか販売されており、お手頃な値段に釣られて購入して試してみることに。

装着ならびに着脱は極めて簡便。ストラップを伸ばしたままでもバッグの位置を固定でき、背中を解放できて、とても爽快。STRiDAを走らせて空気が流れていくと、背中を風が通り抜けてくれて熱を運び去ってくれる。

バッグを背負うより重心が悪くなり、ストラップが掛かってる肩に負荷がかかるけれど、背中からの放熱と、荷物の出し入れ易さには変えられない。

ヘッドライト Lumintop C01を購入

STRiDAを購入した際に、必須装備となる前照灯(ヘッドライト)について、お店の人からどうするかと尋ねられ、「走るのは、ほとんど日中だし、夜走るとしても街中で照明のあるとこばっかりだから、そんなに強く光るやつでなくていいよ」「相手から視認できたらそれでいいっす」と適当に回答し、結果、こんなのありますよとKnogのBlender Mini Lightを紹介された中で、かっこよさそうなNinerをチョイスした。サイズもデザインもよく、完全防水、と良い商品だし、その時はそれでよかったと思った。 

 

若い頃から夜に自転車を走らせて危険を感じたこともなかったし、どうせ夜に走ることになっても照明のある街中だし、Ninerつけてるから法令違反にもなるまいと高を括っていた。日中もNinerを点滅させて走って「俺、安全に配慮してるー」的な満足感を得ていた。

で、様々に装備を整えていく中でリアライトを選んでる最中、なんかのリンクを踏んで前照灯の法的要件であるところの「10m先を視認できる光量」「点滅不可」を知り、実際の投光状況の画像や動画などを見聞してみて、あらー、俺って馬鹿!と自分を罵った。

自転車のヘッドライトについてのWeb上記事によると、10m先の暗闇を十分に照らせる明るさは300ルーメン以上あったほうが良いとのこと。Ninerのスペックを見ると20ルーメン。駄目だコリャ。いや、まあ駄目やないねんけどな、そもそも前照灯的扱いをしたらアカンもんやし。

前照灯が必要なのは夜間走行するときだけなので、日中しか走らないときにはNinerのみでも問題はない。けれどよくよく考えてみると、日が落ちるのが早くなる季節ともなれば、帰宅時間はもう陽が落ちて暗く、老化して各種センサーや運動能力が衰えとる俺にとって、暗がりは若い頃よりもずっと危険なのだ。甘く見てました。

慌てて前照灯の購入を決めて、300ルーメン以上で低価格なもの、壊れにくいもの、充電池内蔵を基準に検索をかけていく。

自転車用ライトと言えば定番はキャットアイ。VOLT400が400ルーメンなのだけれど5000円超え。そして配光が狭いらしい。200ルーメンになるが少し安め、3000円弱のVOLT200にしようかと見ると、キャットアイ製品にありがちなのか、ブラケットとの接合部が折れやすいとのこと。そしてVOLT200も400も防水は弱めらしい。 

 

雨ん中を乗ったり、放置したりはあまりしないけれど、防水はしっかりした方に惹かれる。

それらライトのレビュー中に対向する歩行者や車両への眩惑に考慮が必要、とあったのでドッペルギャンガーのも調べてみたが、コンセプトは悪くないにせよ、なんかいまいち。

 

高ルーメン&完全防水などなどの美辞麗句なスペックがキラキラ光る、激安中華製のも目に入るが、称賛の嵐なレビューをかき分けて不評レビュー見ると、すぐ壊れただの、もともと不良品だっただの、違うものが届いただのの報告が少なからずあり、これらの激安中華品を買うのは一種の博打だと悟る。

 

消去法でほとんどラディエイト400に決めかけてたときに、関連商品の一覧にあったLumintop C01が目に入る。自転車について素人なので装備品メーカーについても知識がない状態。どうせ中華の有象無象メーカーのコピー品だろう、ヒットするまいと嘆息しつつ検索をかけてみると、下記の記事が見つかり、主に配光について称賛されていた。

LUMINTOP C01 / CREE XP-G3 (NW) – Bicycle Headlight | roomX.jp

 

俺もこの記事を読んで配光へのこだわりというか気配りに少し感動した。これだけ気を回せるのなら、他の部分についても隙が少ない、というか誠実なのではないかと推量。値段も安めの2500円弱だったのと、在庫僅少の警告にケツを蹴られ、めでたく購入。

 

後で知ったがAmazon以外では3500円程度で売られていたらしい。安く買えてよかったよ(在庫もすぐ復活してやんの)。

詳細については前記記事を参照するのが一番。これ、買って正解だった。

STRiDAに装着した図。

 

点滅パターンが豊富かつ適切なNinerと併せて装備している。C01は点灯モードを記憶する機能がない。スイッチを押すと、必ずLowモードで点灯し、押すごとにMid→Hi→Lowを循環する。点滅させることもできるのだが、4秒長押しと少々面倒な上、点滅パターンが緊急時を想定しているのか、やたらと煩いストロボ、間延びしたSOSモールス、間延びし過ぎのビーコンとなっていて、街乗りには適してないような感じ。

 

点灯の様子の動画を前記ページの作者がUpしておられるので拝借。6:30秒から。

動画にあるように、点滅はエマージェンシーを訴えてるようになってて、街中で使いづらい。

 

ライト本体を設置するためのブラケットのグリップ感はSTRiDAのハンドルバーがつるつるなのも相まって、移動させようと思えばさせれる程度の圧。ただ、段差の多い町中を20分程度走ってみても、ライトの角度が変わるようなことはなかった。

 

一番感心した、光源のLEDを真下に向けて配置しリフレクタで配光する仕組みは、とても理にかなっていて、設置角度にあまり気を使わなくても、対向者を眩惑させる心配をしなくて済むのがありがたい。

正面から見ると光源のLEDがいない。

 

光源は本体上部に真下を向けて配置されていて、リフレクターが光を投射する方式。

夜中にかなり暗めのところを走ってみたが、Hiモードで点灯したら全然怖さを感じなかった。つってもSTRiDAだから20km/hも出てないけれど。前方のみならずライトから1〜3m真下の道路も照らし出してくれるため、安心感も上がるし、周囲からの視認性も上がるんじゃなかろうか。

 

ご覧のようにブラケットのソケットは取り付け平面上の角度調整も可能。ガキガキガキって硬めな感じで360度回せる。

 

運用してみての不満をあげると、点滅パターンのほかは、STRiDAを折りたたんで輪行袋に入れる際に、ブラケットから本体を引き抜いておかないといけないところぐらい。そのままだとまず間違いなくどこかにぶつけるなどして破損する。

通勤する際、朝は輪行袋に包んだまま駅まで転がしていくため、ライト本体を携帯せずに出発してしまうこともありえてしまう。Ninerみたいに装備しっぱなしはできないから、持ち物がまた増えたよ。携帯用の小袋が欲しい。

 

もう少し街中向きの点滅パターン、簡便なモード切替、モード記憶があるといいかな。そしたらNinerをお役御免にできる。

自転車通勤で遭遇する迷惑なもの

毎日、STRiDAで走る通勤が楽しくてしょうがない。STRiDAを漕いでるのは片道20分強の道のりでしかないが、とても気分のいい時間を過ごせている。
けれど、常に爽快、というわけでもない。いろいろ迷惑に感じることもある。
以下、列挙する。

1,自転車に乗った喫煙者
これは歩いてても迷惑なのだが、橋を渡っているときなど息がキツくなるときに、前でタバコの臭い煙を垂れ流しながら走る自転車は頭にくる。お前の垂れ流した煙は後ろに居るものにとって迷惑なの、ええ大人やねんからわかれよ。坂道を登る際に観察してみると、本人も息がきつくなるのか、火をつけたまま手に持って吸ってなかったりするのが更にムカつく。自分も吸えんようになる代物を他の人に吸わせるな。

2.路駐
自動車の路肩駐車はある程度はやむを得ないと思う。でもやっぱり迷惑。幹線道路で路駐して仮眠とってるダンプやトレーラーとかは迷惑すぎる。車道走ってて路駐をパスするとき、とても怖いのだ。いつドアが開くかわからないし、急発進するかもしれない。そして後続車に接触するかもしれない。ハザード出してたらどこ駐めてもいいと勘違いしてるようなアホも居て、交差点の角で駐めてるようなのもいる。

3.車道を逆走する自転車
道路交通法上、自転車は軽車両に当たり、原則として車道を走るもの(原則なので歩道を走っても良い場合もある)。さらに車道であっても、法令上、車道の左端を走らないといけない。そのほうが自転車も自動車も安全。車道を走ったほうが歩道の歩行者を怖い目に合わせなくて済む。なので俺も、危険でない場合は車道を走るようにしている。歩道を走る場合でも可能な限り、車道寄りを走っている。
しかし、車道を逆走してはならない。自動車と対向して走ることになるし、もちろん、車道の左端の狭いレーンを順行している自転車とヘッドオンで接近することになり極めて危険。。そもそも法律に違反している。ところがそれを気にせず逆走するやつが結構多い。中には俺と対向してすれ違おうとする際に歩道側に寄るような阿呆もいる。俺に危険な車道側に寄れというのだ。
一番えげつなかったのは、大阪でよく見られる傘固定器具「さすべえ」に閉じた傘をさして、視界不良のまま前後のキャリアに荷物をたくさん積んで、ヨロヨロフラフラと車道を逆走してきたジジイ。視線が確認できないため、どちらに寄るかも分からず、慌てて減速して停車してやり過ごした。

4.女性が運転免許を取らない時代の人と見受けられるママチャリオバサン
ホント危険。道交法や運転マナーについて学ぶ機会、経験がなかった為、そもそも自転車の走行が道交法によって制限されているものだということすら知らないし、周囲に気を配るという基本的な運転マナーを身に着けていない。買い物の荷物を過積載してフラつくのは当たり前だし、左側通行による譲り合いも意識してない。橋の上の狭い通路でお友達と並んで談笑しつつノタノタ走るのも当たり前。日焼けしたくないあまりに片手で日傘をさして車道を逆走してくるというとんでもないのも居た。

5.スマホゾンビ
海外ではスマホを見ながら俯いて歩く、危なっかしい人をその見た目からSmartphone Zonbie、と呼ぶそうな。俺も積極的にその名称を使うようにしている。中には自転車で走るスマホゾンビもいるからかなわん。ゾンビが怪我するのは自業自得にしても、怪我させる方に回ることを考えもしないのだろうか。

6.無灯火の自転車
日中の街中を走ることが多いので、あまり出くわさないのだけれど、たまに夜走るとそこかしこで見受けられる。これもスマホゾンビと同じ。ゾンビが怪我するのはいい。他者から見えないことでどれだけ危険な存在になってるのかわからんのかね?暗闇からいきなり突撃してくるゲリラみたいなもんで、そんなの防げんだろ。

7.福◯通運
これは単なる偏見。大阪市内でよく遭遇する。大抵、路駐してるか、俺の行く手を塞ぐような邪魔な挙動をしてくれる。利用してる企業が多いから、遭遇率も上がるのだろう。

8.ノロノロ運転の自動車
自動車側に非はないのだが、自転車と大差ないスピードで走られると若干迷惑。交差点の一時停止で追いつくようなスピードで走られると困る。自転車にとって自動車はあんまりそばに居てほしくない存在なので、できれば早く過ぎ去ってほしいのだ。

とまあ、こんな感じ。最後の2つ以外は法令とマナーを守ればいいだけのことなのだけれどね。俺も他人から見たら迷惑かもしれないので、安全運転とマナーには気をつけたい。

 

<参考>

自転車は車のなかま~自転車はルールを守って安全運転~|警察庁Webサイト

大阪府警察 | 「自転車の交通安全ルールブック」

テールライト RAPID micro AUTO TL-AU620-Rを購入した

STRiDAを毎日の通勤で使い始めて2ヶ月。もうすっかり愛車になってしまった。愛車となると手を掛けたくなるもので、「ストライダ入門」のページを見て、色々と装備を買い揃えていて、あれも欲しい、これも欲しいと、物欲を刺激されている。
自由になるお金が少ないため、利便性と安全性を高めるものを優先して少しずつ揃えるようにしている。

輪行通勤をしだした頃は歩道を走るようにしていたが、段差の衝撃に晒されるのに嫌気がさすようになり、また、歩行者の間を縫うのにも危険さと煩わしさを覚え、なるべく車道の左端を走行するように。

当然ながら、車道には自動車が走ってて、それはそれで怖い。なので、せめて「ここに自転車走ってるから、気をつけてね」とアピールしとこうと思い、テールライトを装備することにした。

テールライトはいろんな商品が出てて、どれを購入しようか随分迷わされた。
最初は「ストライダ入門」で「迷ったらコレ」とオススメのCateyeのOMNI5にしとこうかとAmazonのレビューを見ると、評判は良いものの乾電池式で、蓋が落ちやすいとかで、選択から外す。 

キャットアイ(CAT EYE) テールライト OMNI5 TL-LD155-R 電池式

キャットアイ(CAT EYE) テールライト OMNI5 TL-LD155-R 電池式

 

 
キャットアイの乾電池式のもののレビューを見てみるとどれも蓋が落ちて使えなくなるとの報告がある。樹脂のハメ合わせで止めてるそうなので、振動によって外れるらしい。
反射板と置き換えられるタイプのReflex Autoも自動点灯などできてSTRiDAの荷台のものと置き換えられて良さそうだったが、これも蓋が落ちるそうな。点灯しなくなるだけならまだしも反射板の用を成さなくなったら整備不良の自転車になってお巡りさんに注意されるので、これも却下。 

キャットアイ(CAT EYE) テールライト REFLEX AUTO TL-LD570-R JIS規格適合 オートライト搭載

キャットアイ(CAT EYE) テールライト REFLEX AUTO TL-LD570-R JIS規格適合 オートライト搭載

 

 
そもそも、サドルポストのないSTRiDAはテールライトを設置する場所が限られる。一番付けやすいであろう荷台の下では低すぎて視認性が弱くなる。従ってサドル下に取り付け可能なものほぼ一択となる。
あと、乾電池式は安いんだけど、エネループを使うにせよ、電池蓋の開け閉めが煩わしい。暗いところで長時間乗るわけでもないので、充電切れをあまり心配しなくても良いし。
それと、走ってる最中に天候の変化などで、暗くなった時にいちいちスイッチを入れるのも面倒。自動点灯のものが良い。


以上の条件で懐具合と相談しながら検討して、手のひらサイズのRapid Micro Auto TL-AU620-Rに決定し、サドルレールに取り付けるブラケットと併せて注文した。 

 

実際に届いてみて、サイズのコンパクトさが気に入った。比較に置いているのはエネループの単3。

 

 ブラケットを中華サドルに取り付けてみる。

 サドルレールをブラケットで挟み込み、M3のプラスネジで固定する形式なのだが、これがすぐに緩む。説明書には0.4〜0.6ニュートンのトルクで締めろ、とあるけれど、トルクレンチなんてもっとらん。強めに締めようとするとネジ山を舐めそうになる。

適当に締め付けて、ライトをセットし、通勤で一日走ってみて帰宅すると取り付け用のネジが脱落しかかっていたため、慌てて結束タイで固定した。

ついでに、東急ハンズでM3×25のキャップボルトを買って、ネジを取りかえた。プラスネジよりずっと締め付けやすい。f:id:anderson:20180814173225j:image

そんなこんなで発光させてみる。

うむ、カッコいい。自動点灯もセンサーが割と適切に働いているようである。心配していた折りたたみ時の荷台との干渉も、コンパクトさのおかげで回避できている。

ただし、輪行袋を荷台に固定したまま畳んでしまうともろに干渉する。折りたたむ際は輪行袋を荷台から外しておかないといけないのが少々面倒。

 

しばらく走ってみて、ブラケットの角度固定ネジが緩まないかどうかを確認してみよう。Amazonのレビューではこのネジが緩んでライトが脱落したという報告があった。

 

追記:

一週間毎日通勤で使ってみたところ、ブラケットの取り付けネジは緩んでいない。ハンズで買ったネジについてきていたバネ座金が効いているのかもしれない。しかし、角度調整用のネジは少し緩んでいた。時々増し締めしてやらないといけないかも。

 

ドッペルギャンガー フォールディングカスク DHL336-NV

STRiDAでの輪行通勤を始めてひと月。最初は道に迷うこともあったりしたが、徐々に慣れ、今ではその気楽さと快適さにすっかり魅了されている。

妻からは安全を度々念押しされており、自身、産まれたばかりの息子のためにも事故に合わないよう、気を配っているつもりだ。

50歳を目前にして、運動能力や反射の低下を感じるようになり、なにか事故が起きた時に最低限、頭部を守るヘルメットが欲しくなった。

おりからの猛暑、日射病になるのも困るし。

しかし、普通の自転車用ヘルメットは嵩張るし、ママチャリ程度のスピードしか出ないSTRiDAには大袈裟すぎる気がしないでもない。

そこで、折り畳めて、それなりに頭部を守れるカスクを買うことにした。予算的にrin projectの本革製のものには手が出なかったため、ドッペルギャンガー製のツバ無しモデル(DHL336-NV )を購入した。


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顎紐でギュッと縛るとカバンに納められ、被った際のシルエットも控えめ。

ただし、私の頭囲、58cmには少しギリギリのサイズ。汗対策用のtaro fiberのサイクリングキャップの上からグイグイと押し込むようにして被らないといけない。ただ、被ってるあいだはあんまり締め付け感はない。

万が一の時に、頭部と密着してないと用を果たさないのだから、スカスカでも困るしね。

ホントは黒が欲しかったのだが、売り切れてて、やむなく紺色に。